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2014年06月07日

NISAって本当にお得なの?

こんばんは ゴローです。

皆さん、NISAと書いてニーサと読む、
株や投資信託の新しい投資制度をご存知かと思います。

今年から始まった、小額投資非課税制度で、
1年間に最高100万円までの株や投資信託などの運用益や
配当の利益に税金がかからないシステムです。
 
上手く使えば節税になるのですが、
この制度を利用する場合には下記のような注意点があります。

 1.ほかの口座にある株式や投資信託はNISA口座に移行できない

  非課税のメリットを受けられるのは、
  今年1月以降にNISA口座を通じて新規購入した商品のみ。
  それ以前に購入した商品をNISA口座に移すことはできない


 2.他の口座との損益通算や損失の繰越控除はできない

  NISA口座内で生じた利益は課税対象にならないが、
  他の課税口座との損益通算はできない。
  また損失の繰越控除もできない。

  この為、1年100万円の枠内で大型株などを購入し
  株価が下がってしまった場合には、

  塩漬けにして株価の上昇を期待するか、
  損益通算や損失繰越控除を諦めて、
  損切りするしかなくなってしまう。


 3.未使用の枠は繰り越せない
 
  1年に100万の枠を5年まで使えるが、
  各年で未使用の枠があっても翌年には繰り越せない

  ※1年目に50万しか利用しなかったとしても
   2年目に未使用の枠を加えて150万利用する事は
   できない。


 4.転勤などで海外に移住する場合は、口座を解約しなければならない

  海外に住みながら、日本にあるNISA口座を維持することはできない。
  今後、海外転勤の予定がある場合は検討が必要


 5.配当金の受け取りは、「株式数比例配分方式」で行う必要がある。

  配当や分配金の非課税のメリットを受けるためには、
  証券会社の取引口座で受け取る
  「株式数比例配分方式」でなければならない。

  ゆうちょ銀行で受け取る「配当金領収書方式」や、
  指定の銀行口座で受け取る「登録配当金受領口座方式」では、
  20%の源泉分離課税分が差し引かれてしまう。


NISAには、非課税というメリットがあるのですが
口座開設の内容や利用法に注意しないと
メリットを享受できません。

私なら、NISA口座は投資信託の購入などに利用します。

単独株の場合、損益通算や損失の繰越控除ができない
デメリットが大きいと思うからです。

NISA制度の見直しの話も出ている様ですが
制度の内容をよく理解し、有効に活用しましょう。


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