昨日は投資詐欺の事例紹介、
被害の防止と被害にあった場合の
損害金の奪回方法について
というテーマのセミナーに出席して
来ました。
来ました。
講師は、元某証券会社で
ファンドマネジャーを経験し、
現在は会社を設立して海外での
ファンドマネジャーを経験し、
現在は会社を設立して海外での
事業投資ファンドを運営されている
K氏
K氏
その内容は
①投資信託営業の実態
投資信託は手数料商売なので、
大手証券会社やメガバンクの営業は
商品の内容より手数料の高い商品を
優先して勧める実情
②代表的な投資詐欺事例の紹介と
そのお金を集める為のスキーム
③今後破綻が予想されるファンドや
無認可投資会社の紹介
④投資詐欺を見破るポイント
⑤投資詐欺の被害にあった場合
損害金を取り戻す方法
というものでした。
具体的で分かり易く、ここまで
実名を出していいのかと心配に
なる様な話も聞けて、とても
参考になりました。
①については、私も全く同意見で
投資信託を購入する場合は、
自分で内容をよく調べ
投資の目的:長期/短期
安全性、収益性などから
目的を明確にした上で、
自分で商品選定すべきです。
②③については、お金を集める為の
営業方法とスキームが非常によく
できており、
いかに巧妙な手口で詐欺が
いかに巧妙な手口で詐欺が
実行されているのかが
よく分かりました(^^;
参考までに、投資詐欺の代表的な手口を
紹介すると
紹介すると
1.私募ファンドの形式で、
金融庁に登録している事で信用させ
投資の知識がない高齢者に
高い利率の運用を約束して
多額の資金を投資させる
※K氏によると、残念ながら
私募ファンドの8割以上が
詐欺行為をしているとの事
2.未認可で高配当の資産運用を謳い
MLMのスキームでお金を集める
※株・FX・不動産
コモディティ(金・穀物)など
元締めから多階層に一口10万円
程度の小口で、口コミ営業を行い
程度の小口で、口コミ営業を行い
投資する人を紹介すると、
紹介した人の投資金額の数%を
キックバックするスキームで、
多数のブローカーを連鎖的に
増やす。
3.当初は、しっかり配当を行い
信用させる
※②の様な口コミで拡げ
身近な人が、実際に配当を得て
いるところをみれば、
信用してしまう。
といったものです。
その手口は年々巧妙になってきていて
投資会社の代表は雇われの場合も多く
実際の元締めを探す事も難しい場合が
あるそうです。
そして、投資したお金を取り戻す方法は
あるのか?
という点ですが、これはタイミングにより
可能な場合があるそうです。
可能な場合があるそうです。
但し、やはり自力では難しく、
回収の専門家に依頼する必要が
あります。
回収の専門家に依頼する必要が
あります。
投資は自己責任とはいえ
投資詐欺には十分注意して下さい。
資産運用の基本は分散投資に
よるリスク分散
高配当を謳うファンドに投資を
検討する場合には、運用の情報が
しっかり開示されている事を確認し、
その上で、高いリスクを意識して
投資金額を決めましょう
しっかり開示されている事を確認し、
その上で、高いリスクを意識して
投資金額を決めましょう