NISAの2016年からの拡充案が
発表されました。
政府・与党は12月17日、
株式や投資信託で得た利益が
非課税となる
「少額投資非課税制度」
(NISA=ニーサ)を
2016年から拡充し、
年間の非課税枠を120万円
(現在は100万円)に
増額する方針を固めた。
子供や孫の名義で専用口座を開設できる
「ジュニアNISA」(仮称)も創設し
非課税枠を年80万円にする。
高齢者が多く保有する金融資産を
若い世代に移転させながら、
株式市場の活性化を促す狙いがある。
出典:毎日新聞
NISAは「貯蓄から投資へ」の
流れを後押しするため、
今年1月にスタートしました。
今年6月末時点でNISA口座は
約730万件開設、投資額は
約1兆6000億円に上っていますが
利用者の7割超を50歳代以上の
中高年が占め、若い世代の利用促進が
課題となっています。
そこで、ジュニアNISAを創設し、
親や祖父母から20歳未満の子や孫の
若い世代に資産を移行して
もらおうという訳です。
注意点は、子供が18歳になる前に
投資資金を引き出す場合は
非課税措置が適用されず、
過去に受け取った配当などの
税金をがかる事です。
また、NISAは14年から10年間の
時限的な制度ですが、
金融庁は来年以降、制度の恒久化を
検討するそうです。
節税メリットの大きいNISAを
上手に活用しよう

