いよいよ6月23日に英国のEU離脱に関する
国民投票が実施されます。
ここにきて、その予想をめぐり相場が
大きく揺れ動いています。
10日の深夜に英国の世論調査で
EU離脱派が優勢とのニュースが伝わると
ポンド、ユーロが大きく下落しました。
今朝から世界の株式相場も全面安の
展開となっています。
英国政府は、EUを離脱すると経済的に
打撃を受けると国民に呼びかけていますが
それが響いているのは一部の富裕層だけで
低所得者層には響いていない様です。
むしろ、英国の黄金時代を知る中高年層が
移民を制限して英国の伝統を守りたいと考え、
移民が多い若年層が、今まで通り
制限なく入出国できる方がいいと考えていて
世代間の争いとも言われています。
現状では、どちらになるのか予想が
できない状況となっているので、、
今週は新しい情報をきっかけに為替相場が
急変する事が何度かあるかもしれません。
また、一部の海外ブローカー(証券会社)では、
リスク回避の為、ポンド、ユーロがらみの
通貨ペアのレバレッジを一時的に下げる
といった対策がとられている場合があり
ポジション確認など注意して下さい。
今週はFOMCや日銀金融政策もあるので
慎重にトレードを進めましょう。

