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2016年08月01日

日銀が買い増しするETFとは?

先週の日銀金融政策発表で
追加緩和実施の内容として
 
ETFの買い入れを3.3兆円から
6兆円に増額する。(年間)

というものがありましたが
ETFとはどのような商品で
日銀の目的は何だったのでしょう?

ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、
正式名称は「株価指数連動型上場投資信託」
と言い、

株価指数等への連動を目的に運用される
投資信託です。

ETFは投資信託ですが、取引方法は
株式投資と似ています。

取引所に上場されていて、
株式と同じように、リアルタイムの価格で
売買できるのです。

投資信託の基準価額は、
毎日その日ごとの値段が決められますが、

ETFには、ETFの設定・交換の際に
使用される『基準価格』と
証券取引所での『市場価格』があり
株式同様、市場価格で売買します。

ただ、株式投資と違い、東証1部の多くの
銘柄に分散投資する様なイメージなので
個別銘柄に投資する株式投資と比べると、
リスクはかなり低くなります。

しかも、ETFは数万円程度の少額で
購入できるので投資初心者にも
向いています。

ETFには米国やヨーロッパ、アジアなどの
指数に連動するものも選べるので、
個別銘柄が分からなくても海外の株式に
投資ができます。

また、成行注文や指値注文もでき、
信用取引もできるなど、株式投資と同様に
取引できるのが良い点です。

さらに、ETFの商品は投資信託では
あるものの、上場しているので、

TOPIXなどの指数に対する連動基準があり、
あまりに成績が悪いものは上場廃止となるので
運用成績がいい銘柄が多く

運用コストについても
売買手数料と信託報酬の費用がかかりますが
信託報酬が安い商品が多いのも特徴です。

売買は証券会社を通して行います。

基本的には株価指数に連動する商品なので
動きも読みやすく、株式投資の入門として
売買してみるのもいいと思います。


さて冒頭の日銀金融政策の目的の答えですが
これは単純明快、株価の下支えです。

日銀は法制上、単独株や先物商品の買い入れを
できませんが、ETFの買い入れで
間接的に日本の代表的な会社の株主に
なる訳です。

確かに平均株価を上げる効果はあると
思いますが、あまり規模を拡大すると
これを縮小するタイミングが難しくなる
のでは、と心配になります。


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