前回の記事に書いた様に
人間の本能から
人間の本能から
含み益は早々に決済したくなり、
含み損はなかなか決済できず
引き伸ばしてしまう
その結果、損大利小になってしまう事が
トレードに負けてしまう大きな要因です。
では、どの様に対応したらいいのか
FXトレードの場合で説明します。
リスクリワード比率という言葉があります。
これはトレードにおける利益と
損失の比率の事です。
利益の平均が10pips、損失の平均が20pipsの
リスクリワード比率は
10÷20=0.5
逆に利益の平均が20pips、損失の平均が10pips
の場合、リスクリワード比率は
20÷10=2.0になります。
ここで損益がプラスになる勝率を計算すると
リスクリワード比率が0.5のトレーダーは
勝率が67%以上
リスクリワード比率が2.0のトレーダーは
勝率が33%以上
となります。
つまりリスクリワード比率が高ければ
勝率が50%以下でも勝ち組みに
なれるのです。
例えば、常にTP(利益確定)を20pips、
SL(損切り)を10pipsに設定してエントリーする。
SL(損切り)を10pipsに設定してエントリーする。
リスクリワードは2.0です。
これで33%以上の勝率になれば
損益はプラスになります。
具体的なpips数の幅は、トレードのサイクルや
利益目標によって異なり
TP:40pips、SL:20pipsでも構いません。
では勝率33%以上になるエントリータイミングを
見つけるにはどうすれば良いのか?
やはり基本はチャートのテクニカル分析を
学ぶ事でしょう
テクニカル分析に基づいたエントリーの手法は
様々なものがあり、どれが絶対というものでは
ありませんが
・ダウ理論、エリオット波動などの
基本的な理論
・移動平均足、MACDによるトレンドの判断
・RSI、ストキャスティクスなどの
オシレーター
・レジスタンス、サポートといった
ラインの考え方
については知っておく必要があります。
あとは経験を積みながら、勝率の高い
エントリーポイントを見つけます。
常に一定のリスクリワードで
エントリーしていけば
感情を極力排除して、勝率の高い
エントリーポイント探しに集中できます。
この様にリスクリワードが高ければ
勝率が低くても最終的に利益が出ます。
損小利大を目指しましょう!