ツカサのウィークリーマンション

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2016年09月12日

ツカサのウィークリーマンション

こんにちは ゴローです。

40代以上の方なら覚えていると
思いますが

バブル期の80年代
下記のCMが盛んに流れていました。

4400111(ヨンヨンマルマルワンワンワン)♪



そうツカサのウィークリーマンションです。

当時ツカサの社長は、アメリカで家具付き
賃貸アパートに住んでいた経験を活かして

日本で初めて家具・家電付きのマンションを
週単位で貸し出す

ウィークリーマンションの事業をはじめて
大成功を収めました。

当時は、大手都銀が

「是非4億、5億を借りて
 新しいマンションを作ってください」

と、こぞって融資を勧めに来て

都銀の役員クラスが
「私どもが融資する訳ですから、
 御社が潰れる訳がありません」

とも言われたそうです。

業績が絶好調だった事もあり、積極的に融資を受けて
事業を拡大していきました。

結果、資産は3000億円に

ところが不動産バブルが行き過ぎている
との判断から、

当時の大蔵省が銀行に対して
不動産融資の総量規制を行政指導した事から
状況は一転

ある日

「私どもが融資する訳ですから、
 御社が潰れる訳がありません」

と、言った銀行から呼び出され

その言葉を言った役員クラスではなく
その時に一緒に来ていた若手行員が出てきて

「借り過ぎです。
 今すぐ御社に融資した5億円を引き揚げます。
 明日までに全額返済してください。」

と言われ

その後、融資を受けていた他の銀行からも
次々融資の引き上げを通告されたのです。

そんな、バカな、銀行の野郎!

と怒ったものの

物件を売って返済しようにも
17棟が建築中で売ることも出来ず
必死に資金調達先を探しました。


社長はアメリカの大学に通っていた
ことがあり

アメリカでも融資に応じてくれる会社を
探した結果

やっと、そういう会社を見つけ
なんとか生き延びてました。

ところが、今度は数年後その会社が
経営破たん

その会社とは、あのリーマンブラザーズ
だったのです(^_^;)

会社はあえなく倒産

社長は全ての財産を没収された上で
自己破産

調子のよい時代に結婚した元CAの奥様からも
三下り半

当時の行政指導の詳細は分かりませんが
今後の融資を締めるという規制ではなく
現に融資しているものを今すぐ返せというのは
滅茶苦茶な話です。

そして、もし、
今後、そういうことが行われたら

融資を引いて事業用不動産を買っている
不動産投資家は大変な事に(-_-;)

居住用の住宅ローンでこの様な事が
起きる事はないと思いますが

不動産投資をしている方は
金銭消費貸借契約の契約書を隅々まで読んで
そういう可能性がないのかを確認しておいた方が
いいかも知れません。

いずれにしても銀行はリスクを取る様な
契約はほとんどしません。

その点は頭に入れておいて下さい。
 

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