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2016年09月20日
金(ゴールド)は安全資産なのか?
こんにちは ゴローです。
昨年から日経平均株価が低迷している中で、
昨年から日経平均株価が低迷している中で、
金の価格が上昇しています。
この1年間で約18%の値上がりです。
(田中貴金属工業株式会社調べ、
2015年7月から2016年8月までの
月間平均ドル建て価格の差異)。
金は安全資産と言われていますが
ここで資産運用における、
金への投資のメリット・デメリットについて
考えてみます。
考えてみます。
金の金融資産としての特性は以下の
様なものです
様なものです
1.金は資産価値がゼロになることがない
金は株式や債券などの金融商品のように、
破たんして価値がゼロになることが
ありません。
どんなに価格が下がっても、
金という金属の現物に利用価値が
あるので、ゼロにはならないのです。
株式や債券のように、特定の政府や
企業の信用リスクがありません。
このため、金融不安が発生し
株価や貨幣価値が大きく下落する局面で
価格が上昇します。
2.世界中のどこでも価値がある
金価格は米ドル建てですが、
世界中のどの国にいっても、
現地通貨に換算された同価格で
取引されます。
地域や経済力の差が、
資産価格に大きな影響を及ぼさない、
普遍的な価値を有する資産です。
世界共通の均一価格の資産なので、
だれにとっても平等で公平です。
原油や食糧は、その国ごとに、
需要が異なる為、価格に
大きな違いがありますが
金はどこの国にいっても需要が
あるからです。
1、2、の性質から
金は資産価値が無くなる事がなく
その点では安全な資産といえますが
金融商品としての魅力はあるのでしょうか?
たとえば、日本での金価格は
最近、4,500円/グラムを超えて
きましたが、
きましたが、
これは1980年以来35年ぶりのことです。
1980年につけた4,499円という
年間平均の小売価格は、
2014年までの34年間で一度も
上回っていません。
上回っていません。
つまり、金は高値で購入してしまうと、
何十年も塩漬けになってしまう可能性が
あるのです。
安全資産といっても、元本保証がある
訳ではなく、長期運用で魅力があるとは
言えません。
訳ではなく、長期運用で魅力があるとは
言えません。
ただし、金はその性質から、
多くのリスク商品(株式や債券)と
真逆の値動きをします(負の相関関係)。
株式市場が暴落すれば、
金価格は高騰します。
その特性から考えると
金はリスク商品への投資を
リスクヘッジするのに最適な資産です。
リスクヘッジするのに最適な資産です。
アセットアロケーションにおいて、
価値の変動を抑える働きをする
資産としてとても有効なのです。
ここ数年、ギリシャショック、
チャイナショック、BREXITなど、
金融市場を揺るがす予想できない
変動が起きています。
リスクヘッジの意味で金融資産に
金を加えてみてはいかがでしょうか