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「投機」カテゴリの記事
2014年09月04日

海外バイナリー投資のトラブル急増!

「バイナリー投資:返金応じず被害急増 海外業者野放し」

という記事が、毎日新聞に出ました。

 ドルやユーロなどの外国通貨について
相場の高低を予想して売買を行う
「バイナリーオプション」と呼ばれる
金融取引を巡り、

全国の消費者センターへのトラブル相談が
7月から急増していることが分かった。

国民生活センターによると、
2012、13の過去2年度は全国で数件、
約10件だったが、

今年度は7月だけで約180件に上り、
8月はそれを上回るペースという。

金融庁は取り扱う業者を登録制としているが
インターネットで参入してくる海外業者には
実効性が乏しく、事実上野放しの状態だ。

    出典:毎日新聞 2014年09月02日 


バイナリーオプションは、為替相場で
数分後に円高か円安かなど二者択一で
相場を予想し、

予想が当たれば投資金額の
1.7~1.8倍程度の配当があり
外れれば、没収される仕組みです。

ギャンブル性が高い事から、
昨年8月より、金融商品取引法
(金商法)で短時間で予想する
取引の規制が入り、

国内の登録業者では、5分、10分
といった短時間の予想による取引が
出来なくなって、魅力が薄れました。

ここに目を付けた外国の業者が、
日本語対応のWebサイトなどで
積極的な勧誘を始めたので

取り組む人が急激に増加しています。

実際、外国の業者では

1分、5分、最短では30秒の
予想もあります(゚д゚)!

時間が短いほど予想しやすく
魅力を感じるのは当然です。

但し、短時間な物ほど還元率も低い
というルールになっています。

ところが、お客の損失=業者の利益
という収益構造の為

不正をしている業者=詐欺業者も
存在します。

その主な手口は

 1.為替レートをお客が負ける様に
   操作する。

 2.大きく勝っているお客には
   出金要求に色々理由をつけて
   応じない

 3.出金要求に応じない

 4.口座が凍結されたり、急に
   サイトが削除されてしまう

というもの

ただ、国民生活センターに相談している
人の中には、ルール通りに取引を
して負けたのに詐欺だと騒いでいる人や

外国業者には、ボーナス制度が
あるところが多く、一定額以上の
入金に対して、何%かの金額が上乗せ
される場合があるが、

その出金については、取引回数や金額に
より規定があり、これをよく理解せず、
出金できないと騒いでいる人もいる。


そもそもこの様な問題が起こるきっかけは
国内登録業者に対する規制強化

私は、本来自己責任である投資に対する
損失に国が介入し、

損失が出やすい投資を規制する様な
やり方が、日本人の投資リテラシーを
低くしていると思う。


詐欺業者は犯罪であり、大きな問題だが、
本来、投資は業者選びも含めて自己責任
のはず

日本で認められていない取引をするなら
かなりのリスクを覚悟するのは当然だと
思う。

とはいうものの、私もFXの外国業者で
自動売買のシステムを運用しているので
それが飛ばされたら・・・

立ち直れないかも Σ( ̄ロ ̄lll)

もし海外業者でバイナリ-オプションを
するなら、

還元率やボーナスの大きさよりも、
入出金のトラブルが少ない業者を選び、

そこに投資する金額も最悪の場合を
想定して、くれぐれも慎重に
取り組んで下さい。


 treasure007s
  

Posted by goroit7 at 15:26コメント(0)
2014年08月18日

FXで継続的に利益を出せるか?(その3)

こんにちは ゴローです。
 
訪問いただきありがとうございまず。
更新が遅くなり申し訳ありません。

以前の記事で、私の考える
FXで収益を上げる方法として
下記の六つをあげました。

 1.ルールが組み込まれたサインツール
  (システム)を利用する。

 2.MT4などEAによる自動売買

 3.証券会社が提供する
  自動売買システムの利用

 4.有名トレーダーの売買を真似する
  コピートレード
 
 5.実績を出しているシグナル配信
  ツールを利用する。

 6.プロに運用を委ねる
  国内・海外のプライベートファンド
  ヘッジファンドへの投資

今回は、それぞれの特徴と私の取組を
紹介します。

 1.ルールが組み込まれたサインツール
  (システム)を利用する。

  これは、様々なソフトがありますが
  現在は、MT4でチャートに組み込み
  買い・売り・決済などのサインを矢印や
  音声で知らせるものが主流です。

  勝ちパターンのルールが
  プログラム化され
 
  それに従って取引を行えば、
  マイルールを持っているトレーダー
  と同じ取引
を、頭を使わずに
  できるはずです(^^;

  しかも、実際の売買の操作を行うのは
  自分自身なので、

  突然ファンダメンタルズが特別な状況
 (戦争の勃発など)になったり、

  市場に大きな影響を与える指標の
  発表時などは、取引を休み、
  リスクを回避する事もできます。
  
  しかし、最も重要なのは、
  そのシステムのルールが現在の
  市場で利益を上げる事ができるのか
  バックテスト、フォワードテストの
  データを見極める事です。

  私は一つのシステムを利用して
  取引を行っていてますが

 、今のところ小さいながらも
  プラスの結果を出せています。

 
  2.MT4・EAによる自動売買
  
  これはメタトレーダー4という
  FXの取引ツールを利用して、

  FXの売買ロジックを
  プログラミング
 (EA:エキスパートアドバイザー)し
  自動売買を行う方法です。

  (MT4のEAとは?)

  MT4を利用したEAは、
  数多く作成されており

  証券会社によっては、
  無料で利用できるところも
  あります。

  また、数多くのEAが市販されて
  いて、その中から自分に適したもの
  長期的に利益を狙えるものを探す
  のは、なかなか難しい事ですが

  選定のポイントとしては

  ①バックテストの結果が開示されて
   いるか、テスト期間はサブ
   プライムなど、大きな変動が
   あった年まで含んでいるか

  ②バックテストの結果として
   ・利益率、最大ドローダウン、PFの
    値はどうなっているか?

  ③フォワード実績は開示されているか
   ・バックテストに加えて直近の
    運用成績はどうなっているか

  また、自動売買ロジックのベースは
  大きく分類すると、下記の様な
  種類があり、それぞれ特徴が
  あります。

  ①スキャルピング型
   短時間に小さい利益を取りに行き
   積み上げるタイプ
   
   1回で大きなドローダウン(損失)
   が発生する事はないが、ある程度
   勝率が高くないとスプレッドの分
   損失が積み上がってしまう事も

  ②トレンドフォロー型
   上昇または下降のトレンドが発生
   したら売買を行うタイプ。

   決済まで数日から数週間
   ポジションを持つ
   
   ボラティリティが低い
   レンジ相場が続くと
   売買が実行されない事も

  ③ナンピンマーチンゲール型
   
   ナンピンとマーチンゲール法を活用し
   損切りをしないで利益を積み上げる
   ロジック

   含み損を抱える時期が発生し易く
   一方的な上昇・下降トレンドが続くと
   破綻する恐れがある

 EAのロジックについて詳しく説明すると
 とても長くなるので、改めて書きますが
 
 私の大まかなEAの選定基準としては、
  
  ①バックテストで最大ドローダウンが
   投資金額の10%以内

  ②PF(プロフィットファクター)が
   2.0以上

  ③上昇相場、下降相場どちらにも対応する
   ロジックを備えている事

  ④フォワード実績が3ヶ月以上公開され
   バックテストに近い収益を出している

  ⑤購入後のサポートがある事

  といったところになります。

 現在、1種類のEAを稼働しており、
 2ヶ月で2%程度の利益
 出ています。

 EAについては、詳しい情報が
 公開されているサイトがありますので
 参考にしてみてください。

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 3.証券会社が提供する
  自動売買システムの利用

  これは最も手軽に自動売買のシステムを
  運用する方法です。

  別途システム費用が掛かる会社も
  少なく、初めて実行するには最適
  かもしれません。

  私も初めは、ひまわり証券の
  エコトレを利用しました。

  ただ、長期的に安定した利益を
  生み出すシステムが少ないと感じて
  今は利用していません。

  最近新しい機能として

  複数のシステムを組合せて
  稼働するシミュレーションが
  できる

  ポートフォリオジェネレータ
  追加されたので、再投資を
  検討しています。 


 4.プロトレーダーの売買を真似する
  コピートレード
  
  これは、プロのトレーダーの売買を
  サインを送る事によって再現できる
  というシステムです。

  確かに勝ち組トレーダーのトレードと
  全く同じトレードができれば勝てる筈(笑

  ただ、実際にはサインを送る
  トレーダーの調子が悪くなったり、

  サインを受けてから実際に売買を
  行うシステムで、遅延が発生して、
  公式サイトの成績通りにならない
  など

  様々な問題発生の可能性が
  あります。

  長期的に成功しているサービスが
  あまり見当たらないので、私は
  利用していません。


 5.実績を出しているシグナル配信
  ツールを利用する。

  4.は主にシステムでサインを受けて
  自動実行するものですが、
  5.のサインツールはメールなどで
  売買サインを受信するというもの

  4.と同様の理由で私は利用して
  いません。


 6.プロに運用を委ねる
  国内・海外のプライベートファンド
  ヘッジファンドへの投資

  これは、基本的には投資信託の
  購入と変わらないのですが

  もう少し運用自由度が高く
  ハイリターンが狙える
  国内外のファンドが存在します。

  但し、リスクも高い事を
  認識しておく必要があります。

  私はこの様なファンドにも
  投資していますが、
  具合的な内容については、
  少し長くなりますので
  改めて書きます。

これらが、私のFXへの取り組みに
なります。

注意しなければいけないのは、
上記の様な方法で取り組んでも
FXの取引には比較的高い
リスクがある事を認識する
必要があると言う事です。

そこで、FXへの投資は
運用資金全体の30%以内
抑えています。

icon_4b_192

  
Posted by goroit7 at 21:48コメント(0)
2014年07月22日

FXで継続的に利益を出せるか?(その2)

今日は前回の続き、
について書きます。

実際に今、FXで継続的に収益を
得ている人はどの様な人なのでしょうか?

FX会社のCMや雑誌広告では、
甘い言葉の数々や美辞麗句が
語られていますが、

前回の記事で書いた様に
個人投資家でFXで利益を上げて
いるのは、「10%」程度、

専業で生活できる位
稼いでいる人は「3%」しかいない
というのが現実です。

その様な厳しい環境の中で
継続的に利益を出し続けている方は、
勝つ為のノウハウや勝ちパターンを
持っていると考えるのが妥当でしょう

そこで、ある調査データから
マイルールを持ってトレードしている人と
マイルールを持たないでトレードしている人
との比較をしてみました。

ここでいうマイルールとは、
単にテクニカルな事だけでなく、
ファンダメンタルズによる判断や
資金管理等も含む全体を指します。

データソースによって結果に
少し差がありますが、平均としては
下記の様になります。

マイルールを持っている個人投資家
 ・・・ 35%

マイルールを持っていない個人投資家
 ・・・ 65%

この決め方も少し無理があり

ある・ないではっきり分けられる
かどうかが難しいところですが

一応条件として明確なルールを持って
いるトレーダーかどうかという事で
調査したとのことです。

それにしても、ルールを持っていない
トレーダーも多いですね(^^;

プロのトレーダーが100%マイルールを
確立していることを考えると
いかにリスキーな条件でトレードして
いるのかが分かります。

そして、大事な事は、
マイルールを持っている人と
持っていない人の差です。

マイルールを持って
利益をあげている個人投資家
 ・・・ 22.9%

マイルールを持たず
利益をあげている個人投資家
 ・・・ 3.1%

という結果です。

いかがでしょうか?

マイルールを構築していても
5人に1人くらいしか利益が
出せていないのが現実

でも、逆に言えば、
マイルールなしでは
100人に3人しか利益を出せない。
と言う事です。

マイルールのないトレーダーに対し、
マイルールのあるトレーダーは
7倍以上有利だと言える訳です。

そこで、マイルールはどうやって
作成するのか?

FXの本、Webの情報、トレードの
スクールなどで、基礎知識や様々な
トレードスタイルや
(トレンドフォロー・スキャルピング等)
テクニカル手法を学んだ上で

実践しながら検証し、自分にあった
マイルールを作るというのが王道
ではないでしょうか?

でもそれには多くの時間とコストが
かかります。

そこで、私が考えた事は、
継続して利益を上げている人の
ルールで取引できないか?
という事です。

その結果、下記の方法を選択枝として
考えました。

 1.ルールが組み込まれたサインツール
  (システム)を利用する。

 2.MT4などEAによる自動売買

 3.証券会社が提供する
  自動売買システムの利用

 4.有名トレーダーの売買を真似する
  コピートレード
 
 5.実績を出しているシグナル配信
  ツールを利用する。

 5.プロに運用を委ねる
  国内・海外のプライベートファンド
  ヘッジファンドへの投資

いかがでしょうか?
自分でマイルールを作るのが
難しそうであれば

実績のあるルールが組み込まれた
ツールを利用するか、
ルールを持って取引している
プロのトレーダーに運用を依頼する。

これが最も合理的ではないでしょうか?

そこで、1~5の情報を収集し、
比較検討した上で、いくつかを
選択し、トレードを始めました。

次回は、私が実際に取り組んでいる
内容についてご紹介します。


compass004s

 
  
Posted by goroit7 at 23:01コメント(0)
2014年07月21日

FXにハマった伊藤忠元社員、半年で6億を着服!

 リンク → 産経ニュース

灘→東大→伊藤忠 という超エリートが
こんな事件を起こしてしまった。(;´Д`)

出向先のニュージーランドの会社から
資金約6億円を着服して、ハイレバの
豪州のFX会社で取引していたとの事

国内FXはレバレッジ規制で
25倍までになっており

レバレッジの規制が甘く
(MAX400倍以上)
ハイリスク・ハイリターンな
運用が可能な海外FXの
人気が高まっていますが

今でも金融庁がハイレバの
海外FX会社への入金をさせない様に、
 
銀行からの海外送金を指導と称して
規制しているのに
私も都市銀2行に断られた

これで、ますます厳しくなりそうです。

事件を起こしたのはあくまで
個人の問題であり、責任なのに
すぐに規制に走るのが日本の金融庁

もっと日本人の投資リテラシーを
高める教育や啓蒙をするのが
本筋だと思うのですが


treasure011s


  
Posted by goroit7 at 23:20コメント(0)
2014年07月20日

FXで継続的に利益を出せるか?(その1)

資産を増やす手法の一つとして浮かぶのがFX

あなたも「FXで資産倍増」「FXで月利100%」など
美味しそうな話を沢山見るのではないかと思います。

でも実際は資金を失って退場する人も沢山います。


FXとは、ゼロサムゲームです。
つまり、買い手と売り手のどちらかが利益を得たら、
どちらかが、損をする仕組みです。

なので、FXの世界ではプロのトレーダーと
張り合いながら、利益を出さなければなりません。

さて、いわゆるプロと比べ、個人投資家の
一番のマイナスエッジは何でしょう?

第一に考えられるのが「情報」です。
投資会社は数千万~数億で情報を収集し、
ディーラー達に最新のデータを知らせます。

その情報量はとても私の様な個人投資家が
かなうものではありません。

最新情報という武器を持たないことは、
同じFX市場の土俵で戦うにあたって
大きなマイナスエッジです。

また、彼ら(投資会社のディーラー)が
運用しているのは会社の金であり、
マイナスになったとしても給与はもらえます。

もちろん成績が悪ければ解雇になる厳しい世界ですが、
自己資産を減らすわけではありません。

その意味では自己資金が減るストレスを持たずに
冷静にトレードできる事も優位点です。

逆に個人投資家は、常に自己資産を
吹き飛ばす危険と隣り合わせという重圧も
マイナスエッジかもしれません。

これに加えてヘッジファンド等では
HFTと言われる超高速の売買システム
を活用しています。

このシステムでは、人間が判断しキーボードを
叩く前に、高速で売買処理を終える事ができ、

相場の小さい上昇や下落を予想し、
システムによるハイスピードと強大な資金力で、

少ないPIPSでも、何度も利確を積み上げる事によって
確実に利益を稼ぐ仕組みです。

これら投資のプロの世界に飛び込んで
継続的に利益を出す事が、いかに難しいかが
分かるでしょう

また、FXにおける通貨の変動による利益と
損失以外の主なマイナス要因、マイナスエッジは

1.売買の都度発生するスプレッド
  利確する時は利益金額が減少、
  損切りの時は損失拡大に繋がる

2.約定時に発生するスリッページ
  利確の時は、指値通りに約定、
  逆指値時は、指値より深いところで
  約定し易い(損失が拡大し易い)

があります。

さらに、業者の中でも悪質なものは、
客のポジション、損切り値を把握できることを利用して、
俗にいう「ストップ刈り」を行います。

つまり多く損切りが集まっているラインに
レートが近づくと、一瞬そのレートに値を操作し、
客から利を奪い取るという露骨なやり口ですね。

そして、最も難しいのがマインドの部分です。

FXで利益を出すには、損小利大を目指す訳ですが
人間の心理としては、利益は早く確定したいが
損は確定したくないという気持ちが働きやすく

ポジションを持って含み益が出ると、早く決済し
含み損が出ると、もう少し待てば戻るかもしれない
という心理が出て、なかなか損切りできずに損失を
大きくしてしまう傾向があります。

特に損切りについては、FXをやった事が
あるなら、あなたも一度は損切りしたとたんに
値が戻るような経験をしているのでは
ないでしょうか、もちろん私もあります(笑

ここまで、FXで勝ち続ける難しさ、
マイナスエッジばかりを並べましたが
それでもFXには魅力があります。

それは、

①レバレッジを効かせられ、少ない資金でも
 大きな利益を狙える事
 
 ・国内では個人で25倍、外国では500倍程度まで

②上げ相場でも下げ相場でも利益を出せる

③通貨の組合せが多くあり、ヘッジを効かせる事も
 できる

などの理由からです。


ある信頼できるFX サイトの情報によると、
個人投資家でFXで利益を上げているのは、
「10%」程度なのだそうです。

さらに厳しい事に、
専業で生活できる位稼いでいる人は
3%しかいないそうです。

そんな厳しい世界で長期に渡り
勝ち続ける方法はあるのか?

私なりに方法を探っています。

私がチャレンジしている方法については
次に・・

 084s

  
Posted by goroit7 at 18:43コメント(0)
2014年06月25日

FXは投資、投機、ギャンブル?

資産を増やす手法の一つとして浮かぶのがFX

そこでFXについて考えてみました。

あなたも「FXで資産倍増」「FXで月利100%」など
美味しそうな話を沢山見かけるのではないかと思います。

でも実際は資金を失って退場する人も沢山います。

そこで、FXは投資なのか、投機なのか、それともギャンブルなのか
を考えてみます。

金融庁が認可した正式な金融商品だから、
投資と考える方もいるでしょう

2003~2007年当りまでは、
先進国間の金利差が大きく、

特に金利の高いオーストラリアドル、ニュージーランドドルを
長期的に持っていれば、スワップ(金利)がついて、
外貨預金以上に利益を得られる時期もありました。

しかも、購入する際にレバレッジがかけられるので、
例えば入金額の数十倍の金額の豪ドルやNZドルを
長い期間持っているだけで、かなりの利益を得る事ができました。

当時はその中でも日本の金利が突出して低かったので
円キャリートレード(円を売って、金利の高い国の通貨を買う)
の流れから円安基調であり、外貨預金よりも手数料が安く、
レバレッジが掛けられるFXは、投資として利用できたと
言えるでしょう

ところが、2008年のリーマンショックから、
円は安全な通貨として買われる様になり、
各国の金利も下がり、円高が進んでいった為、

スワップの利益を飛ばし、含み損を抱えて
撤退を余儀なくされた人も多く出ました。

また、2011年に東日本大震災が起こり
リスクの許容度の低下から、円高もピークに

そして、直近では、2013年デフレ脱却を
掲げた安倍政権が誕生、大幅な金融緩和を行い、
2013年後半には一気に円安に(^^;

 ドル円の推移
ドル円
 出典:ストックウェザー

この様に為替は、大きな流れとしては、
 
国内海外の金利や債務状況、戦争、災害などの
国際情勢の変化といった、
ファンダメンタルズ(「経済の基礎的条件」)の影響
で動いていますが、

予測できない出来事が起こる事も少なくありません。

FXとは、ゼロサムゲームです。
つまり、買い手と売り手のどちらかが利益を得たら、
どちらかが、損をする事になります。

そして証券会社の売買手数料は殆どの会社が無料ですが
代わりにスプレッドという物があります。

スプレッドとは、通貨の買値と売値の差です。

例えば、1ドルの購入価格が100円のレートで
1万ドルを購入した場合

そのままのレートでその1万ドルを売った場合でも、
100万円が戻って来る訳ではなく、

ドルを売る場合のレートは買う時と差があり
スプレッドが0.05円=5銭であれば
99万9500円にしか戻ってこないと言う事になります。

つまり、1万ドルを円で購入した時点で、
既に500円のマイナスになっていると言う事です。

実質的にスプレッドの5銭は、証券会社への
手数料になります。

FXの世界では、為替の最小単位をpipsで表現します。

よく使われるのが「今日はドル円で50pipsの利益だった」という言い方。
これは50銭幅の利益を取れましたということ。

なぜ「銭」を使わずに「pips」を使うかというと、
異なる通貨でも比べやすくするためです。

1ドル100円15銭だったら、15銭の5の部分の単位が「pips」。
1ユーロ1.3325ドルだったら、最後の5の部分の単位がpipになります。

クロス円(ドル以外の通貨と円の組合せ)の通貨ペアだったら
「1pips=1銭」、

ユーロ/米ドルや豪ドル/米ドルのように米ドルが後ろにくる通貨ペアだったら
「1pips=0.01セント」になります。

FXで継続的に収益をあげるには、このスプレッドのマイナス分を上回る
勝てる情報、ノウハウ、手法、ルールなどを持つ事が必要になります。

これらの優位性=エッジと表現すると

例えば、スイングトレード派(数日間ポジション(通貨)を持って値上がり、値下がりを狙う売買手法)が

ポンド/円を150 円でロング(買い)エントリー160 円で決済(リミット)、140 円で損切りするとします。
その場合、プラス1000pips 対マイナス1000pips で、通常リターン率は100%ですが、

スプレッド(5pips とすると)があるため、
1005 対995 になります。リターン率は99.00%です。

このマイナス1%を上回る優位性=エッジを見出す必要があります。

例えばデイトレ(当日中に決済する売買手法)で、

ポンド/円を150 円でロングエントリーし、
151 円で決済(リミット)、149 円損切りで設定したとします。

100pips 対100pips で、通常リターン率は100%ですが、
スプレッド(5pips とすると)があるため、105 対95 になります。

単純計算では、リターン率は90.47%です。

スキャルピング(短時間に売買を繰り返す手法)では、
一日に数回少ない値幅の利益を狙って売買を繰り返すので、
もっと厳しいリターン率となります。

このマイナス10%を上回るエッジを見出さなければならないのです。


ただ、上記の例で、スイングの方がデイトレよりも有利と
言いたい訳ではありません。

スイングは遠い予想になるためマイナスの利幅が大きくなる
というマイナスエッジもありますし

デイトレは直近の予想のためマイナスの利幅が小さく
早いうちに損切りできるというエッジもあります。

大事なのは、FXの取引を始めた時点で
数%のマイナスになり、

それを上回るなんらかのエッジ
(何等かの情報やその情報を利用した取引手法、勝ちパターンやルール)
を持たない限り、
トレードを繰り返すうちに長期的には
確実にマイナスに
なって行くという事です。

そしてFXは投資か投機かギャンブルか? 
ということについての私の結論は・・・

「限りなくギャンブルに近い」投機
だと思います。

それは、そこに何の生産性も発生しない
「ゼロサムゲーム」だからです。

ただ、普通のギャンブルとの違いを言えば、
数少ないプラスにできる可能性のあるギャンブル
だということです。

そして、その為には前述の様な
マイナス要素を上回るエッジを見つける必要があり、
世界の経済情勢を調べて分析したり、
様々な指標による為替の動きを分析したり、
沢山の努力や勉強が必要になります。

FXには、そういう要素があるので
ギャンブル性が薄れて感じられるのかもしれません。

普通のギャンブルとのその少しだけの違いが、
FX が投資なのか、投機なのか、ギャンブルであるのか、
意見の分かれる部分なのだと思います。
  
Posted by goroit7 at 18:17コメント(0)
2014年06月10日

株式デイトレーダー

昨日は、以前勤務していた会社の同僚
私と同じ時期に退職した後輩と
久し振りに呑みに行きました。

そこで、お互いの近況報告をしていたのですが

後輩は再就職はせず、株式のデイトレードで生計を
建てようとしているとの事(@_@;)

現在はまだトレードの練習段階で、
小型株を数社取引し、十数万円の利益だそうです。

ただ、今年後半は株式相場が動くと予想していて
勝負をかけたいと言ってました。

人のことは言えない立場ですが(笑
少し心配になって、下げ相場になったらどうするの?
と訊いてみると・・

信用取引をはじめて、売りからも入れる様にするとの事、
レバレッジは3倍(口座入金額の3倍までの売買ができる)

過去の統計で、日本の株式相場は、

上げトレンドの時期が 25%
もみ合いの時期が   25%
下げトレンドの時期が 50%

なので、下げ相場への対応も意識しているそうです。

正直、私にはできない勝負ですが、なんとか成功してもらい
美味いものでもご馳走になりたいもんです。


そこで思い出したのが、ジェイコム株の誤発注に乗じて
20億を稼ぎ、有名になった伝説のトレーダーBNFさん

今はどうしてるのだろうと思ってググってみると
2008年の時点で資産は210億あるそうです。(^▽^;)
 


彼は何故伝説のデイトレーダーになれたのか?
この動画の中にもヒントがあるような気がしました。

 ・彼はお金を使う事にあまり興味がない
 
 ・お金を使う事が楽しいと感じない。

別の動画では、大きなお金を動かしている実感を持つと
トレードの邪魔になるから、1000万以上の現金は
見ない様にしているとも言っています。

彼にとって、株式のデイトレードは純粋にマネーゲームであり
ゲームに勝つことが一番の楽しみなのでしょうね

だからこそ、1日単位では億の損失を出しても熱くならず
冷静に自分の取引戦略、ルールを守ってトレードし
トータルで勝ち続けているのだと思います。

私はとてもそこまで冷静に取引をする自信がありませんが
学ぶべき点はあると思いました。

(P.S)その後輩は独身で、自宅に住んでいてローンもなく
   投資用の纏まった資金持ち、一部をファンド等にも
   分散しているので、勝負できる環境にあると
   言えるのかもしれません。(^^;
  
Posted by goroit7 at 13:30コメント(0)
2014年06月03日

CFD取引とは?

こんにちは ゴローです。

ブログに訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、前回の記事で少し触れた
CFD取引について説明します。

CFDとは「Contracts For Difference」の略称で、
日本語訳では「差金決済取引」とも呼ばれています。

つまり、売買の差額の部分だけを現金で決済する取引のことです。

この「差金決済取引」により、

国内外の株価指数先物、個別株、
商品先物(金、原油、大豆等)

など、

様々な商品を取引できます。

また、CFD取引はレバレッジを効かせた証拠金取引であるため、
取り扱っている証券会社にもよりますが、入金金額の10~20倍の
金額の取引ができます。

CFD取引の中でも、多くの証券会社で取扱われているのが、
各国の株価指数CFDです。

例えば、

日経225、米国S500、米国NQ100、イギリス100等、
各国の株価指数が取引できます。

CFDの価格は各国の株価指数で変動しますが、その価格自体は
取扱い証券会社が独自に決め、取引を行う人は、証券会社が相手となる
相対取引になります。

また、一部の証券会社では、独自株のCFD取引も可能です。
(IG証券、内藤証券など)


CFD取引の特徴

 1.売りから入る事ができる

   注文は買いからも売りからも行える。
   例えば日経225が下がると予想した場合、売りから入り
   実際に下がった時に買えば、その差額が利益となる。

 2.CFDの価格は買う場合の価格と売る場合の価格に差がある

   買う時の価格の方が売る時より高い、その差額をスプレッドといい
   証券会社の手数料になる。
   
   ※FX(外国為替証拠金取引)の仕組みに近い

 3.証拠金として入金した金額の10~20倍の金額の取引ができる。
  
  レバレッジを利かせた取引が可能なので、少ない証拠金で大きな利益を
  狙える。

 4.ほぼ24時間取引ができる。
  
  一部の時間を除いてほぼ24時間取引可能なので、サラリーマンでも
  帰宅後に取引を行う事ができる。

 5.ロスカットルールがある。

  証拠金として入金した金額を超える損失が出ない様に、ロスカットルールがあり
  価格の変動により一定以上の損失が出ると強制決済される仕組みがある
  
  ※ルールは各証券会社により異なるので確認が必要、また絶対に証拠金を
   上回る損失が出ない訳ではない

 
以上の様な特徴から、
あくまで私の考えとしては、
 
昼間に仕事を持っていて、株式の長期的な投資ではなく、
短期売買で大きな利益を目指すのであれば、
 
株式単独のディトレードではなく、

株式指数か単独株のCFD取引を選ぶと思います。

sp500


  
Posted by goroit7 at 22:02コメント(0)
2014年06月01日

投機の世界 株式投資

こんばんは ゴローです
 
これまで、お金を増やす、資産を増やす方法として
投資の基本について書いてきましたが、
今日は、ハイリスク・ハイリターン、
投機の手法について書いていきます。

ある程度纏まった資産を持っている場合
には、長期的な視野で投資を行う事で、
低いリスクで、堅実に資産を増やす戦略が
大切ですが

投資の元となる資金を短期間で作りたいと
考えた場合、投機に挑戦するという方法が
あります。

今回は、短期的に大きなリターンを得る
可能性がある方法として、
株式投資について書きます。

株式投資(単独株:ディトレード・短期トレード)について

 これは皆さんに最も身近な投資でしょう

 アベノミクス金融緩和の施策で、
 2013年後半に日経平均株価は
 大幅に上昇、 円安を好感して、
 外需企業(輸出関連)株で大儲け
 した人も多いのではと思います。

 それでも、株価の上昇を狙い、
 短期間で株の売買をして収益を
 得ようと考えた場合、
 多くのリスクがあります。

 1)アメリカの景気動向、クーデターや
   戦争など、思いもよらない海外の
   出来事で株価が大きく変動する
   場合がある。
     
 2)政府や日銀の施策により株価が
   左右される。

 3)現在の日本株の売買シェアは
   外国人の方が多く(60%以上)、
   外国人機関投資家の動向や
   ヘッジファンドの戦略で、
   企業の業績に関係なく
   大きく株価が動く場合がある。

 4)株式の売買は、東京株式市場が
   開いている平日の9~15時
   昼間仕事をしている人は、
   その間に何か起こっても対処
   できない事がある。
    (※最近はスマホ等でも売買
      できるが、仕事の状況で
      出来ない場合もあるし
      仕事が手につかなくなったり
      する場合もある)

 5)大口の機関投資家は、株価が下がる
   場面でも空売りで利益を得る事が
   できるが、一般投資家が現物株を購入
   した場合、株価が大幅に下がった場合
   には、何もできずに俗にいう塩漬けに
   なる危険性がある。

 6)信用取引を行えば一部の銘柄は
   空売りも可能だが、運用に失敗すると
   追証(追加資金の入金)の発生や
   強制決済で借金が残るリスクもある。

 これはあくまで私の個人的な考えですが、
 ある程度資金があり、ポートフォリオを組んで
 複数の株を購入できる状況でなければ、
 上記の様にリスク要因が多い事から
 株式の短期売買はあまりお勧めしません。

 もちろん、株式投資にもセオリーや
 ノウハウがあり、これで資産を増やして
 いる方もいると思います。

  
 それでも私は一般の投資家が少ない
 元手で、潤沢な資金とノウハウを持つ
 プロのトレーダーや
高速なサーバに
 よるシステム売買などを駆使する
 ヘッジファンドなどと渡り合うのは
 厳しいと思うのです。

 挑戦するのであれば、
 せめて昼間に時間を取れる方にして
 欲しいと思います。

 そして、もし私が株式関連の投資に
 挑戦するなら、株式単独の投資では
 なく、 CFDの売買を行います。

 CFDとは何か? 

 なぜCFDなのか?
 

 についてはまた次回(^^;


     graph010s
  
Posted by goroit7 at 20:00コメント(0)

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